昨夜、書店で一冊の本を買いました。

「虹とひまわりの娘」著者 本郷由美子

この本は、2001年6月8日に起きた、大阪教育大付属池田小学校児童殺傷事件で尊い命を失った8人の子供達、その中に本郷優希ちゃんも・・・・。
その優希ちゃんのお母さんが書いた本である。

僕には子供はいません。だから、この本を書いた、本郷由美子さんの気持ちは全て解らないかもしれません。しかしこの本を読み始めて、残酷な事件の様子、当時の学校での惨劇の様子を事細かに書かれている内容に、体が締め付けられる気がし、感情がそのまま涙となって表れいた。
お子さんをお持ちの人たちにとっては、かなり衝撃的な内容であると思う。
しかし、その中で多くの人たちに支えられ、前向きに生きて行こうとする、由美子さん達御家族には、遠く離れたこの地からでもエールを送らずにはいられないと感じた。
こんな事件が起きた時、やはり一番支えになるのは周りにいる人たち、取り乱し、やり場の無い怒りをぶつけてきても、黙って頷いて、そして抱きしめてくれる、そんな友人、近所の人たち、刑事さん、そんな人たちに守られて支えれてきたと言う事が、この著書には書かれている。
そして、家族。著者のお母さんが、夜中、子供が呼んでいるから事件の起きた学校へ行きたいと、旦那さんに訴えたら、すぐに行動を起こし、学校ヘ行って、一緒になって気持ちを分かち合ってくれた家族。自分が将来家族を持った時、はたしてこんな全てを分かり合える家庭を作る事が出来たらと思う。

最後に著者は犯人について語っている。
私もこの事件の犯人について、一言いいます。

死刑になる事で全ての罪から逃れられるなんて
考えるな!
これから迫り来る死への恐怖が、子供達が感じた恐怖、遺族の怒りだ!!

とても愛されていた優希ちゃん、家族4人でこれからも幸せに。


ルマンを語るは、中止です。
明日はお休みします。

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