其の十七　　5．5保田圭モーニング娘。卒業ライブについて語ります。完全版?

続きです。
飯を済ませた私とAさんは、さいたま新都心駅の改札前の広場まで戻ってきた。他の場所で夜の公演まで時間を潰す方法もあったのだが、まだ私には済ませておかなければならない用件があった。一緒に行く予定だった友人の　夜の公演のチケットをネットを通して買って頂いた方へ、引き渡しをしなければならなかった。
その方はTさんと言って、愛知県の方で今日の夕方にさいたまへ到着すると、事前にメールで連絡があった。
少しでも解り易い場所という事で、この広場へ戻ってきたのである。
広場のベンチに腰掛けてAさんとしばらく雑談。
そこでAさんの事がかなり解る。Aさんは自宅が東京の青山付近にあるという事、モーニング娘。も好きだが、基本的に声優のライブに行く事が多い事、同人誌などを売っているコミケというイベントによく行く事など。
基本的に私は相手の年齢は聞かない。対等な立場、目線で話がしたい為である。Aさんの年齢も勿論聞かなかった。見た感じ私より若いのは解った。
駅の時計は5時30分を指していた。最近日が沈むのが遅くなったため、たまにまだ昼過ぎではないかという錯覚に落ちる事がある。
しばらくして私の携帯電話が鳴った。掛けてきたのは夜公演のチケットを買って頂くTさんだった。
今、改札を出た所だという。私は今いる場所の目印を説明した。しばらくしてTさんは私の目の前に現れた。簡単な挨拶の後、チケットの引き換えを行ない、しばらく3人で雑談した。雑談の内容は、「今年ライブはどこに行ったという事」や、「モーニング娘。で推しのメンバーは誰？」ということ、あとTさんは私の地元岐阜の側の愛知の方なので、地元の話題で盛り上がった。
ふと横をみると、大きなノボリを持った二人組みの男が居た。そのノボリには「保田大明神」と書かれていた。そのノボリは人気があった。過ぎ行く人たちはノボリ見たさに足を止めたり、中には記念撮影していた親子もいた。ライブならではの光景であった。
そろそろ開演時間が迫ってきたので僕らは会場へと向かった。その途中、私設応援団の方たちが円陣を組んでいた。このライブへの並々ならぬ気合を感じた。そう、保田圭は今日、今晩、この公演を最後に卒業するのだ。わたしは昨年の9月23日の横浜アリーナの事を思い出した。あの時もこんな雰囲気であった。なんか周りの人たちがピリピリしているのを感じる。物凄い緊張感を感じながら、私は会場へ入っていった。昼飯を共にしたAさんとはここでお別れとなった。

夜公演の座席はスタンド。丁度アリーナ席最後部から反りたった場所で、正面にステージが見える。
肉眼ではステージに誰が立っているのか解らない。
今回も大型ビジョンのお世話になる。

会場の座席で私達が開演を待ちわびていた頃、今回のライブの主役である彼女達は楽屋にいた。その時、加護は保田に送るためメンバーのコメントを収録したビデオを撮っていた。保田には内緒で・・。

私は席に着いた時周りを見渡した。昼公演では空席が目立った。夜公演はどうだろう？昼公演の時は見えていた赤い座席シート、夜は見えなかった。満席だった。全国でもトップクラスの収容人員を誇るアリーナをモーニング娘。は満席にした。

そして彼女達は保田を入れた12人で最後の「しょい！」を行なう。どことなく緊張感が漂う「しょい！」だった。保田はすでに涙汲んでいた。
ステージ裏でスタンバイに着く時、矢口と「ライブ中は絶対泣かない」と約束し合う。
そして幕が上がった。保田圭　卒業ライブの始まりである。

続きは明日の日記にて書きます。
これから風呂に入って、6月に予定されている新人歓迎会の準備をします。幹事なもので。
岐阜市内でいい店あったら誰か紹介して！！

あと、市町村合併を語るは　岐南町の法定協議会参加が正式に決まり次第、書き込みます。