今年になって市町村の合併活動が活発になってきました。すでに合併し、新しい市町村が誕生している所もあります。なぜ、今になって市町村合併が盛んに行なわれるようになったのかは、つまらん話になるので詳しくは語りませんが、今のこの時期に合併に乗り遅れた自治体は後々とんでもない事が待っているらしいのです。お金を持っている市町村は問題ないのですが、借金を抱えている所は合併していかないと、借金の補てんを今まで通り受けにくくなります。勿論、ムチがあればアメもあり、数年以内に合併すれば人口が3万人でも市政を施行できる特典、国から合併に掛かる費用の援助を受ける事が出来ます。合併特例法というやつかな?
つまらん話はここまでにして、本題に移ります。
現在岐阜市は、羽島市、柳津町、笠松町、北方町の2市3町での合併に向けて活動している。岐阜市の最終的な目標は 人口100万人で施行可能になる政令市です。政令市になると県と同じ権限が市にも与えられ、効率的な地方行政ができます。残念ながら現在の2市3町では人口52万人弱で、政令市の条件達成には程遠い状況です。もっとも岐阜県の人口自体が200万人であるので、100万人集めようとするには、大げさですが岐阜県の半分の市町村と合併しなくてはならない現状です。正直無理ちゃう?と思います。
しかしながら合併話は進んでいて、今まで各務原市、川島町との合併話を進めていた岐南町が、勝手に合併話を進めた議会へ住民が反発し、住民投票で各務原市か、岐阜市か、単独かの是非を問う事になった。25日に結果がでます。
正直、規模の大きな市と合併すると、小さな市町村は食われてしまう恐れがあります。今回、羽島市は新幹線の駅があり、高速道路のインターがあります。したがって岐阜市と羽島市の間はこれからかなり発展していく事が考えられます。(実際に新しい市役所は岐阜市と羽島市の中間に置かれると言われています。)もし仮に岐南町が合併すれば、元々岐南町は名古屋市と岐阜市をつなぐ玄関口の街です。ここもほっとかれる事は無いでしょう。しかし問題はそれ以外の町です。今の首領の方が相当頑張らないと、埋もれてしまいます。特に北方町は北西部に位置し、名鉄から既存の路線の廃線届が出されて、対応の仕方次第では北方から電車が消えてしまいます。そうなると住民の人は移動手段が選べなくなります。羽島や岐南に気を取られ、北方が忘れられる事も有り得ます。勿論、プラスの要素もあります。
名鉄路線存続には沿線自治体の協力が必要になります。揖斐線は大野町と北方町、そして岐阜市を結ぶ路線です。残すとなれば岐阜市も協力を惜しまないでしょう。

数年後、岐阜県は10数個の市と村になります。
現在、美濃市(関市と仲違い)、白川村(白川は富山県の自治体と越県合併?)もしかしたら根尾村も単独?
が合併活動を停止しています。どうなるんでしょ?

以前99市町村といわれていたのが嘘みたいです。
少し複雑ですね。故郷の名前が消えていくのは。

しかし、面白い事に岐阜県を含む西日本では合併に向けた取り組みが活発なのに対して、東日本特に関東地方は動きの見られない自治体が多く見られます。人口の多い都市なんかは平成の大合併に関して疑問を投げかける所もあります。
この大合併で一番被害を受けるのは行政をスリム化する事によりあおりを食う役所で働く人たちや、市議、町議、村議の方ですね。
勿論、そこに住む住民も行政サービスの変化に戸惑う事もあるかもしれません。(一応、合併した自治体は合併する前の一番安い行政サービスを展開していた所に合わせるのが基本みたいですけど。)

我が故郷 岐阜市がこの合併により、より一層住みよい街になってくれる事を願ってます。
自分が住んでいる街は都会でなくてもいい。故郷の駅に降り立った時、なぜかホッとする感じを永遠に感じていたいから。

明日は メロン記念日 柴田あゆみ について語ります。
追伸 松浦亜弥の一宮公演のチケット来ました。
     5列目!!やった!パネル作ろう!!

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